事前登録から時間が経ち、徐々にユーザー数が増えています。
ありがたい!



誠意開発中なのですが、改めてサービス開発初期に陥りやすいワナをまとめてみようかと。


今、一番怖いのが

ターゲット像がズレていく

という事です。

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1.そもそもターゲット設定が広範囲すぎる
  →「20代女性」「男性」「インターネットユーザー」など

2.そのターゲット像が分かりづらい

3.浸透するまで伝えていない。プロジェクトマネージャーが何度も伝えていない
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これ、なんとなーくサービス作りを経験した事ある方ならば
分かるのではないでしょうか?

ほんとーに何度もずれそうになるんですよね。


弊社のサービスの場合は
ターゲット像をかなり初期段階で
「jpegが分からないブロガー」
という単語で定義しています。

つまり、リテラシーが高く無い方にでも
使って頂けるように設計を心がけています。

「jpegが分からない人にEPUBなんて単語を出したら逃げちゃうでしょ」
「ブログ作成の流れにだけは慣れているから、そこの流れからはずれないようにしよう」


これは自分自身がこの電子書籍という業界に入っていこうと思った時に
一番最初に思った疑問から来ています。

受託で電子書籍関連の仕事をしている仲間が周りに数人いたのですが、
「権利」
「規格」
「組織」
の話でほぼすべて終わっていて、
ユーザーが遠いなぁと思ったのです。

仕事を進める上ではとても大事な事なのですが、
ユーザーには見せない方が良いものだらけだなと思ったのです。


逆に言うと、出来ない事もかなりあります。
それはあえて出来ないようにしています。

その辺りはまた別途ブログにでも書かせて頂きます。


そんな事を考えている時にとても素敵なスライドを見つけました。

ブレないアプリデザインのすすめかた

nanapiさんが「アンサー」を開発している時に起こった問題を
具体的に書いてくださっています。

この中ではターゲット像だけでなくもう少し広範囲に
「ステートメント」
として落としていますね。

すごく勉強になります、必見。



という事で、まとめてみました。

そのうち、どうしたらずれないように出来るか、というのも書いてみようと思います。